はじめに

「ペットロスカウンセラー」という言葉を、私は最初、どこか自分とは縁のないもののように感じていました。カウンセリングというと、もっと深刻な、専門的な助けが必要な人が受けるものだという先入観があったからだと思います。

それでも、日常に少しずつ折り合いがついていく1年ほどの間に、気持ちが揺れる瞬間が消えたわけではありませんでした。そうしたことが続くうちに、「誰かに話を聞いてもらう」という選択肢について、少しずつ具体的に調べるようになりました。この記事は、その過程で分かったことを整理したものであって、相談すべきかどうかを決めつけるものではありません。相談するかどうかは、あくまで読んでいる人自身が決めることだと思っています。

やわらかく差し込む光

私が比較検討したときの話

最初にこの選択肢が頭に浮かんだとき、正直なところ、抵抗感の方が強かったです。誰かに話すことで楽になれるのかどうか分からなかったし、話したところで気持ちが変わるとは思えない、という気持ちもありました。家族や友人に話すのとは何が違うのだろう、という疑問も拭えませんでした。

それでも、同じことを何度も一人で考え続けているうちに、少し違う角度から話を聞いてもらう場があってもいいのかもしれない、と思うようになりました。そこで初めて、「ペットロスカウンセラー」や「カウンセリング機関」といった言葉で調べ始めました。

調べていくと、思っていたよりも相談先の種類が多いことに戸惑いました。資格に基づいて活動している人もいれば、民間の講座を修了しただけの肩書を名乗っている人もいるらしい、ということも、このとき初めて知りました。何を基準に選べばいいのか分からないまま、情報だけが増えていく感覚がありました。ここから先は、そのとき自分なりに整理した内容を、順にまとめておきます。

選ぶときに考えておきたいこと

ここまで調べてみて、私が一つの目安として持つようになったのは、「資格の裏付けを自分で確認する」という姿勢でした。資格があるからといって必ず自分に合うとは限らないし、資格がない人が必ずしも合わないというわけでもありません。それでも、何を根拠にその人が相談を受けているのかを知っておくことは、選ぶ側の安心材料になると感じています。

今の私なら: 当時の自分がもし今と同じ知識を持っていたら、まず資格の裏付けを確認したと思います。あのときは確かめる余裕がありませんでしたが、少し引いて見られるようになったのは、時間が経った今だからだと思います。

どの相談先が優れている、ということをこの記事で言い切ることはできません。相談を必要とする状況も、相性も、人によって違います。だからこそ、まず資格に基づく専門窓口の存在を知った上で、そのほかの選択肢についても自分なりに調べ、必要だと感じたときに、必要な形で利用できればよいのだと思います。相談するかどうかも、いつ相談するかも、決めるのは自分自身でいいはずです。

穏やかに広がる空の様子

おわりに

「誰かに相談する」という選択肢について調べ始めたときの私は、まだ半信半疑でした。それでも、こうして選択肢の中身を知っておくことで、いざというときに動きやすくなる部分はあると感じています。

この記事で書いたのは、あくまで私が調べ、考えた範囲の話であって、医学的な助言でも、特定の相談先を強く勧めるものでもありません。もし今、涙が出ることや、気持ちの整理がつかないことについてつらさを感じているなら、無理に相談先を決めようとしなくてもいいと思います。まずは、そうした選択肢があるということだけ、頭の片隅に置いてもらえたらと思います。