はじめに

写真をかたちに残す方法を調べていく中で、フォトカレンダーという形についても調べたことがあった。写真をかたちに残す方法全体の選択肢については別の記事に整理してあるので、そちらもあわせて読んでほしい。この記事では、その中の「フォトカレンダー」という一点だけを掘り下げてみようと思う。

私の場合はこうだった

カレンダーという形について調べていたとき、真っ先に頭に浮かんだのは「毎日目にすることになる」という、ごく当たり前のことだった。フォトブックであれば、開きたいときに開いて、閉じればそこで終わる。けれどカレンダーは、壁にかけたり机の上に置いたりすれば、めくらなくても、その月の写真は毎日視界に入り続ける。

それがいいことなのか、そうでないのかは、調べている間ずっとはっきりしなかった。日常の中にあの子の写真がある状態は、想像するだけでも安心するような気がした。一方で、今の自分がその状態に耐えられるかというと、また別の話のようにも思えた。悲しみが強い時期に、毎日必ず目に入る場所にあの子の写真を置くというのは、思っていたより重たい選択かもしれないと感じた。

結局、私はまだ答えを出せていない。作るとしたらどんな写真を選ぶだろうと考えることはあっても、実際に注文するところまでは進んでいない。ただ、こういう形があるということを知っておくのは、悪いことではないと思っている。

判断に迷ったときに考えたこと

ここまで調べてきて、一番考えさせられたのは、やはり「毎日目にする形である」ということだった。日常の中にあの子の写真がある状態は、心を落ち着かせてくれる面がきっとあると思う。一方で、悲しみが強い時期には、毎日必ず目に入ることがつらく感じられる場合もあるはずだ。

だから、もし作るかどうか迷っているなら、気持ちが落ち着いてから作るのでも遅くはないと思っている。カレンダーという形にたどり着く前に、まず1枚の写真を飾ることから始めている人もいるようだった。カレンダーのように毎日必ず目にする形にする前に、目にしたいときだけ手に取れる1枚から始めてみる、というのも一つのやり方なのだと思う。

どちらが正しいということはない。今の自分にとってどちらが心地よいかを、急がずに考えていければいいのではないかと感じている。

おわりに

フォトカレンダーという残し方について、調べて分かった範囲のことと、私自身が迷ったことを書いてきた。日常の中に写真がある形には、安心感と、それゆえの負担が両方あるように思う。作るかどうか、いつ作るか、あるいはまず1枚の写真から始めるか。その答えは、急いで出さなくていいはずだ。

今の気持ちに合ったタイミングで、考えてみてもらえたらと思う。

一人で抱え込まないために

ここに書いたのは、あくまで私自身の体験に基づく一つの記録であり、医学的な診断や治療法を示すものではありません。 もし当てはまるようであれば、無理をせずに、下記のような窓口にも相談してみてください。

  • 動物の体調や医療的な疑問がある場合:かかりつけの獣医師、または地域の獣医師会
  • 強い落ち込みや不眠が続く場合:公認心理師・臨床心理士などによる専門のカウンセリング機関
  • 心身のつらさが強いと感じる場合:お住まいの自治体の精神保健福祉相談窓口など、公的な相談機関

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